感染しない・感染させない取り組み

「感染しない・感染させない」取り組みを深める

この言葉を聞いた時に「感染しない」取り組みは外出時のマスク装着、こまめな手洗い、手指消毒、メガネもかけること(全ての粘膜から感染します)が大切ということはすぐにわかると思いますし、皆様も実行していると思います。

では、「感染させない」取り組みとはなんでしょうか?

実は、これが一番大切です。

「感染させない」とは

自分の大切な人に、他人に会わないようにと心から訴えること」だと思います。

 私はこの新型コロナウィルスは、

「新型 孤独死ウィルス」と思っています。

先日、有名な志村けんさんが亡くなられました。70歳という若さで。あっという間に。この感染症は感染すると、ただちに隔離病棟に入院し、フェイスマスクをつけた顔がよく見えない医師や看護師さんに治療を受け、有効な治療方法もないまま、咳に苦しまされます。息を吐く間もありません。これは、ある専門家から言わせれば「溺死」と同じ窒息死だと。闘病の間、家族には会えません。そのまま一人で亡くなり、遺体にも家族は会えずに、葬式も自粛せずには入られなくなります。誰にも苦しさを話したり理解されないままたった一人で亡くなります。まさに孤独死そのものです。アメリカやスペインでも、医療崩壊が起き、重症な方から診るということはされずに、軽症者から治療するしかないという状況です。そして今でも8000人以上の方が孤独死をし続けているという事実を、我が身に行った事として想像してみてください。今、家族や大切な人と交わしたその言葉が最後になるということを。

仮に命が助かったとしても、闘病中は家族にも大切な人にも会えません。子供がかかったら。。子供と会えない毎日の中でいつ終わるか、わからない毎日を過ごせますか?

ご主人が、奥さんがかかったら、兄弟がかかったら?

まさに人として最も罹りたくない最悪な病気であるという事です。本人も非常に苦しいですが、家族や他の人にも苦しい思いをさせ(実際はこれが一番人として苦しいと思います)、生涯後悔の念に苛まれてしまうという病気だということを知ってください。

正直、死んでも死にきれないという思いを残していくと思います。

 

危機管理とは、「想像力と準備」が大切

とある方がおしゃっていました。

自分に起こったらどうなるか、それが家族や大切な人に起こったら。

毎朝目が覚めると、今日も自分の布団で寝れた幸せがこみ上げてきます。家族と食べれる食事が有り難く、子供の一言、一言を心に刻み、その瞳を目に焼き付けて出勤しています。そして、これまでの人生に全身全霊で感謝しています。

なぜかというと、それを感じる間もないまま、

あるいは忘れてしまうほどの苦しみで亡くなってしまうからです。

そうした方の気持ちになれた時、そこに本当の人事にはできない今の事態の深刻さが正しく認識され、亡くなった方の悲しみが素直に伝わってきます。

それを受け止めたら、人は正しい行動に移すことができると思います。

ですから、

全ての人が今、外出をするべきではありません。

そして、それを声に出して皆に伝えていかなくてはなりません。

1日も早い緊急事態宣言が発令することを願っています。

 

感染を増やさないとは、触らない、触らせない事。

可能性を低くする行いではなくて、「ゼロ」にする行動が今、必要です。それには、絶対に行かない!その場にいない!

ことです。

医療従事者が目の前にいる患者だけに集中して治療ができる体制を全国民、全世界中の人がつくって協力していく必要があります。

 

感染させない取り組みは、

まさに「相手の身になりきる行い」だと思います。

この意識が芽生えない限り、事態は終息せず1年以上かかってしまうと思います。自分の行動が、死者1名の「1」を作っていること、そして自分がその「1」で表されてしまい、悲しみの果てにいつかは忘れられてしまう日がすぐそこまできています。

 

どうか、みんさん、外出しないでください!

 

能見台の歯科 歯医者 双葉デンタルクリニック

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